市民の会ブログ

更新日:平成24年8月1日

歴史と文化のバスツアーを開催しました

歴史と文化のバスツアー(出石町・福知山城)

 毎年ご好評いただいている「歴史と文化のバスツアー」を7月4日(水)34名の参加をえて開催しました。

 今年は、兵庫県豊岡市の重要伝統的建造物群保存地区である出石町と芝居小屋・永楽館を訪れ、豊岡市職員の三宅さんにまちづくりのお話や永楽館復元に関するお話をしていただきました。

 昼食後、京都府福知山市の福知山城を見学し、福知山市職員の西村さんに福知山城復元までの活動についてのお話を聞きました。

 両市の文化財のスケールに感動しながらも、小浜市のまちづくりや旭座・小浜城の復元に置き換えながら参加者一同熱心に職員の方のお話に耳を傾けていました。

 朝早くから夕方まで長時間にわたるバスツアーでしたが、改めて小浜市のまちづくりのあり方について、見つめ直す一日となりました。それぞれが感じたことをまちづくりに活かしていけるようにしたいものです。

バスツアー感想

☆永楽館見学・説明の感想

・大変良かった。
・大変丁寧な説明でよかった。舞台の立派な仕組みにも驚かされた。
・オーナーでもある(元)教諭の芝居への高い理想があったゆえに大事なものが残されたとのこと。時間をかけて意識を深める活動をされたことが心に残った。
・復元までの間、個人所有者が保存していた話に感動した。
・明治・大正・昭和の年代、歌舞伎・寄席などの活動盛況時を偲ぶことが出来た。
・復元への熱い思いや長い時間をかけた実現に感動した。しかし維持は大変だろうと思った。
・非常にまとまりの良い説明でよく理解できた。小浜市と比べて考えることが出来た。
・雰囲気がよかった。
・古い貴重なものを大切に残していこうと言う熱意が見られた。
・もう少し永楽館と町づくりについて詳しく聞きたかった。
・建物の作りに感動しました。
・いい雰囲気と情緒に感動しました。守り抜いた人もエライ!
・小浜の旭座の参考にしたい。
・小浜でも旭座が再興されると嬉しいです。
・市民の行動力・熱意に今後の取り組み方を学んだ。なんでも新しいことを行うと必ず、反対者、苦情、嫌味を言う人もいるが、それにもめげずに行動できる人間が絶対に必要である。
・立派な観覧席・回り舞台・奈落の仕掛け、そのものが見事で価値が高い。看板もよい。
・行事の棲み分けが難しそうだ。
・懐かしかった。

☆出石町並み見学・説明の感想
・明治に大火があったにもかかわらず、町並みがよく残されていた。また、住宅を修理し、宿泊施設として活用されていることに感心した。
・観光は手段。住民の喜びが目的という話が心に残った。
・町並みが落ち着いていて、情緒があってよかった。小浜の町並みは外から来る観光客に同様の感想をもってもらえるか心配だ。
・市をあげて町並み保存に熱心に取り組んでいる様子が理解できました。
・今度は1日かけて訪れたい。
・説明が的確だった。
・静かな町並みで心がなごみ、新しい発見が出来た。
・城下町でありながら、道幅が広く驚いた。
・何度も訪れているが、重伝建の町並みの説明が聞けてよかった。
・出石の「におい」「空気」が感じられた。小浜も町並みづくりの計画中だが、歩道は石畳にして、一方通行にすると雰囲気が出てよいと思う。標識もわかりやすく大きくするとよい。
・出石の皆さんが力を合わせた結果だと思う。感動しました。
・休憩場所もあり、町並みを感じるスペースがあってよかった。
☆福知山城見学・説明の感想

・福知山市民の建築への熱意が感じられた。小浜市民も見習わなくてはならない。
・じっくりと住民の意識転換をリードしていくこと。その情熱がカギだと感じた。
・復元に至るまでの取り組みの苦労、瓦1枚3,000円運動など小浜城再建の参考になりました。
・三日点火のネーミングセンスが面白い。
・下からの景観が素晴らしかった。
・歴史的な話をもっと聞きたかった。時間をもっと取ってほしかった。
・小浜市も一丸となって再建の話になることは祈る。
・お城が再建されてもいいことばかりではない。
・復元には長期間を要し、また資金が大変多く必要だということが分かった。
・お城だけでなくお城周り一帯の整備を含めると資金がかなり必要となる。
・やりぬく精神が大切だ。
・忠勝との関係が聞けてよかった。
・瓦1枚運動を推進してほしい。
・城の前の橋が風情があった。
・城が建てられてからもいろんなイベントがあっていいと思った。ガーデンも賑わっていてよかった。

☆歴史のまちづくりに取り入れたいこと

・小浜の重伝建地区でも宿泊できる場所があると良い。
・それぞれの時代に生きた人達の貴重な経験を現代に生かせたらよい。
・説得力のある話と地元住民の情熱・意欲がマッチすることがカギ。
・歴史文化は市民の文化人口を拡大するイベント(PR)などに取り組まないと城の復元や旭座の復元などのムードが湧かないのではないのか。
・旅籠 西田屋の「1日1組1棟貸し」で気兼ねなく楽しめる宿泊を真似してみてはどうか。
・点々と観光地を創設してもダメ。町全体の雰囲気作りが大切。
・小浜のいいところをもっと掘り下げて観光客にアピールできるとよいと思う。
・文化財への住民の理解度を深めてほしい。長期展望で計画を建ててほしい。
・若い人の力が必要です!
・小範囲の整備からコツコツと取り組んではどうか。
・市民のやる気、勇気、元気が物事を動かすパワーになることを改めて確信した。市民協働というガイドラインが作成された本年度、市民の創意のレベルアップのチャンスと考える。行政と今以上に「信頼と情報」を深めながら事業に取り組んでいく必要がある。
・小浜を代表する特産品(食べ物)を決めると良い。(例)出石そば
・完成後を見通した(活用方法)立案・実施を行うことが必要。
・小浜城築城の目標年を決めてはどうか。
・小浜城内に桜を植えてほしい。
・地域の特色を生かしたまちづくり、古き良きものを大切にする町づくりが大切である。

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